2012年12月20日木曜日

グリム童話出版200周年  ロゴ



今日は、【グリム童話出版 200周年】だそうで、Googleのロゴが変わってました。
可愛いなぁと思って検索画面に飛んでみようと思ったら、

なんと 【紙芝居】 仕立て。

やるなぁ、グーグル。しかも22ページもあるし。

お話はグリム童話の100話以上あるなかから「赤ずきんちゃん」。
世界で一番馴染みがあるお話しって事なのかねぇ。

ただ、文章がついてなくて(多分世界中で見られるだろうから)
各自の想像にまかせてる感じ。

という訳で、なんとなく思いついたので、文章つけてみた。

興味ない人は、飛ばしてください(^^;


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Googleの赤ずきんちゃん。はじまりはじまり~(紙芝居風にww)
 
 
 
赤ずきんちゃんは、果物と飲み物を持って
病気のおばあさんのお見舞いに出かけました。
 
 
 
おばあさんのお家は、川に架かってる橋を渡り森の山の奥にあるのです。
 
 
 
赤ずきんちゃんが丸太の橋を渡っていると、
丸太の橋の下から、怪しく光る眼が。
 
 
 
怪しく光る眼はオオカミでした。
オオカミが「どこへ行くの?」と、赤ずきんちゃんに聞きました。
「病気のおばあさんのお見舞いに行くの」と、赤ずきんちゃんは答えました。
 
 
 
オオカミは「おばあさんにお花を持っていくといいよ」と云いました。
 
 
 
とても良い考えだと思った赤ずきんちゃんは、お花を摘み始めました。
オオカミは、その隙にとっとと駆け出して行ってしまいました。
 

 
オオカミは、大急ぎで走ってます。
なんと、オオカミはおばあさんの家へ先回りしていき、
おばあさんと赤ずきんちゃんを食べてしまおうと、考えたのです。
 
 
 
おばあさんちが見えてきてしまいました。
 
 
 
コンコンと戸をたたく音。
おばあさんは「誰だい?」と尋ねました。
「おばあさん、赤ずきんよ」と、オオカミは赤ずきんちゃんになりすまして云いました。
 
 
 
赤ずきんちゃんだと思ったおばあさんが戸を開けると
そこに居たのはオオカミでした。
オオカミは、ぱくっとおばあさんを食べてしまいました。
 
 
 
オオカミは赤ずきんちゃんが来る前におばあさんに化けてベッドにもぐりこむと、
赤ずきんちゃんがおばあさんの家に着きました。
 
 
 
いつものおばあさんとは違うような気がした赤ずきんちゃんは
おばあさんに聞きました。
「おばあさんの耳はどうしてそんなに大きいの?」
「おばあさんの目はどうしてそんなに大きいの?」
「おばあさんの口はどうしてそんなに大きいの?」
 
 
 
おばあさんに化けたオオカミは答えていいました。
「それはね、お前を食べるためだよ!」
ぱくっ!☆
おばあさんと赤ずきんちゃんを食べてしまったオオカミは満足して
高いびきをかいて寝てしまいました。
 
 
 
その頃、おばあさんの家の近くで木を切っていた、木こりがいました。
「おや?おばあさんのいびきとは思えない大きないびきが聞こえるぞ?」
 
 
 
怪しんだ木こりは、おばあさんの家へ行ってみると、
なんとオオカミが高いびきをかいて寝ていました。
しかも、オオカミの口から毛糸のマフラーが出てくるのです。
 
 
 
木こりは考えました。
「もしかして、おばあさんはオオカミに食べられて、お腹の中に居るのでは!?」
 
 
 
木こりの思った通り。
実は、おばあさんも赤ずきんちゃんもオオカミのお腹の中で困っていたのです。
 
 
 
木こりは、毛糸のマフラーを引っ張ってみました。
するとどうでしょう、赤ずきんちゃんとおばあさんが出てきたのです。
助かった2人は大喜び。
 
 
 
木こりは、オオカミにお仕置きをしてやっつけてしまいました。
 
 
 
悪さをしたオオカミは牢屋へ入れられてしまいした。
木こりは、また危ない目にあわないように、赤ずきんちゃんをお家まで送っていきました。
 
 
 
病気が治ったおばあさんは、安心して編み物を続けるのでした。
 
おわり。
 
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劣化しつつある脳みそ(汗)と昔読んだきりの絵本を思い出しながらだったんで、
無難なまとめ方になっちゃった。
それに、あまり残酷なシーンは出さないようにしたんだろうけど、
むりくりな場面もあったような(^^;

にしても記憶にある赤ずきんちゃんとは少し?違ってて、
自分が読んだのは、
赤ずきんちゃんがオオカミのお腹から脱出する方法は、
赤ずきんちゃんが持っていたお裁縫セットから、
ハサミでオオカミのお腹をチョキチョキ切って
オオカミに逃げたのがばれない様に石をお腹につめて針と糸で縫ってしまう。
目を覚ましてのどが渇いたオオカミが川に行くんだけど、
重い石のおかげで川に落ちて流されちゃう。
って感じで、木こりの印象がないんだよなぁ。
おばあさんって編み物してたっけ!?

もっとも、グリム童話は著作権もとっくに切れてるから、
かなりたくさんの絵本や本になってると聞いたことがあるし、
作者ごとの解釈が入った二次創作的な本が多いのかも。
そのせいか、誰かと話してても話の細部が異なるんだよね(^^;

最近といっても、もうかなり前になるっぽいんだけど
98年に「本当は恐ろしいグリム童話」桐生操著が出てて、
ベストセラーになったから、結構読んだ人も居ると思う。

初版の和訳ならと思ってかなり興味をそそられたんだけど、
表紙の絵が個人的に苦手で結局、本屋でちら読みしただけ。
しかもその後誰かに、和訳じゃなくて作者の創作がかなり入ってるよ。
と聞いちゃったもんで興味の対象から外れてしまった。

でも、ディズニー映画とかだけでなく、改めてグリム童話を世の興味をひきつけ、
「元のグリムは怖い話」ってのを周知の事実にした功績はすごいと思う。


今回改めてググったところ、グリム童話ってのは、
ドイツ各地に散らばっていたお話をまとめた童話集で、日本でいうところの民話集。
で、初版は、本当に、残酷でもっと生々しい話だったらしく、
「子供には読んであげられない」などクレームが多く出てしまい、
どんどん子供向けに改訂していって、最終的に第7版まで出版されたとのこと。

もうね、かなり違うらしい。
初版読んでないから合ってるか自信がないけどググった感じ、
赤ずきんちゃんなんかだと、もろ男女のお話で
女性の一人歩きは危ないよっていう教訓の話らしい。


出来れば、初版の和訳が読みたいなぁ。
少し検索してみたけど、見つけられなかった・・・

誰か出してくんないかな。


*参照にさせていただきました。ありがとうございました。
「てらこや 福娘」
メルヘンってドイツ語なのね(汗)勉強になりました。

2 件のコメント:

  1. 私も『オオカミのお腹をハサミでチョキチョキ』しか知りませんでした(^^;
    グリム童話は大人向けというか、かなり残酷って言われてますもんね。
    紙芝居にお話つけてくれてありがとうございます(^^)
    懐かしい気持ちいっぱいで読ませていただきました(#^^#)

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    1. >Mikiさん、こんばんわ。

      お腹チョキチョキ仲間発見♪もしかして同じ絵本だったりして(^^*) 紙芝居、気に入って戴けたようで良かったです(*^^)v

      内容違うのは、もしかしたら出版の版の違いカモですね。って今思いつきましたww

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